あれ?梅雨開けた?っていうくらいの日差しと高温が続いていますね~。
いよいよ日中は、エアコンをつけないと暑くてやってらんない!って感じになってきました。

毎年この時期になるとテレビでエアコンの節約方法の話題が出てきます。
「除湿と冷房ってどっちが安いの?」「弱冷房除湿ってなに?」そんな疑問を解消しながら、賢く電気代を節約したいです。
■除湿と冷房、どっちがいいの?
その日の気温や湿度によって使い分けるのが良さそうです。
基本が30℃以下なら除湿モードの方が効率的かつ冷えやすいのだそう。
冷房(クーラー)とは?
冷房は、室内の空気を吸い込み、冷たい空気を送り出すことで室温を下げます。湿度もある程度下がりますが、主な目的は温度の低下です。
- 消費電力:中〜高(設定温度や外気温による)
- 体感:涼しくなるが乾燥しすぎることも
除湿(ドライ)とは?
除湿は、空気中の湿気を取り除く運転モード。
実は、除湿には次の2種類あります。
弱冷房除湿と再熱除湿の違い
弱冷房除湿(ノーマル除湿)
冷房と同じく空気を冷やして水分を取り除きますが、温度はそれほど下がらないように抑えられています。
- 特徴:温度をあまり下げずに湿度を下げる
- 消費電力:冷房より少なめ(機種による)
- 向いているシーン:蒸し暑い日、肌寒さを感じたくないとき
再熱除湿(ヒーター除湿)
冷やして湿気を取った後、一度温めてから送り出す方式。室温はあまり下がらず快適ですが、加熱にエネルギーを使うため電気代が高くなりがちです。
- 特徴:湿度を下げつつ室温を維持
- 消費電力:高め(冷却+加熱)
- 向いているシーン:梅雨時、寒がりの人向け

我が家のエアコン(8年前に買った日立しろくまくん)はどっち?と思って取り扱い説明書を見ましたが書いていなかったので、メーカーにメールで質問してみました。
”リモコンに「カラッと除湿」のボタンがなければ弱冷房除湿です。”
という回答でしたので、弱冷房除湿であることが判明。
消費電力の少ない方で助かった!
エアコン節約のコツ5選!
- 温度は28℃を目安に
体感温度で28℃がいいですね。設定を28℃にしても暑いことがありますから。湿度でも体感は変わるため、除湿と併用すれば快適に。 - 風量は「自動」に設定
無駄な運転を防げて効率的。もったいないからと弱風にすると冷房効率が悪く、かえって電気をくうこともあり。 - サーキュレーターや扇風機を併用
空気の循環を促して冷房効率アップ! - フィルターをこまめに掃除
汚れや目詰まりがあると冷却効率が下がり、無駄な電気を使います。 - 直射日光を防ぐ
カーテンやすだれで日差しを防ぐことで、室内温度の上昇を抑えて冷房負担を軽減。
賢く運転モードを使い分けよう!
エアコンの「冷房」「除湿」の違いを知ることで、無駄な電力を抑えながら快適な室内環境が作れます。
機種によっては「再熱除湿」のオンオフが選べるものもあるそうなので、取り扱い説明書や本体の表示を隅々まで確認してみましょう。
エアコン運転を賢く使い分けて、節電しながら猛暑を乗り切るぞ!