全国的に梅雨入りして、あちらこちらで紫陽花がきれいに咲き始めましたね。
我が家の庭の紫陽花も今年はいくつも花をつけました。

去年までの数年間、ほとんど花をつけなかったのですが、去年剪定のし方を調べてみたら間違った剪定をしていたことがわかりました。
紫陽花の剪定は、美しい花を咲かせるために重要な作業です。
次のシーズンも豊かな花を楽しむために、基本的な剪定の方法をお伝えします。
紫陽花の剪定の基本
剪定の目的
- 古い花や枯れた枝を取り除く
花が終わった後の枯れた花や枝を取り除くことで、病害虫の予防や、植物の見た目を整えます。 - 枝の形を整える
伸びすぎた枝を剪定することで、紫陽花全体がバランスよく育ちます。 - 花芽を育てるためのスペースを作る
剪定をすることで、より多くの栄養が新しい枝に集中し、次のシーズンに美しい花を咲かせやすくなります。
剪定の基本
紫陽花の花後剪定で切るのは、その年に花がついた枝だけです。
切る枝の位置は、花から2〜3節下にある、葉の付け根にはえる芽の2cmほど上です。
紫陽花は花のすぐ下の節には花芽がつかず、2〜3つ下の葉の付け根にできます。
それ以上短く切ってしまうと花がつきずらくなってしまいます。
剪定するタイミング
紫陽花の剪定のタイミングは、花が終わった6月から7月が最適です。
花が終わった直後に剪定することで、翌年の花芽をしっかりと育てることができます。
以下のタイミングで剪定を行うと、花が咲かない原因になることがあります。
- 秋: 紫陽花は秋に次の花芽を作り始めるため、秋には剪定を避けるべきです。秋に剪定してしまうと、翌年の花が咲きにくくなることがあります。
- 冬: 冬も剪定には不向きです。寒さで枝が傷んでしまう可能性があるため、冬の剪定は避けましょう。
4. 剪定後のケア
剪定後は、紫陽花に適切なケアを施して、次のシーズンに向けた準備を整えましょう。
- 水やり: 剪定後に乾燥しないようにしっかり水を与えます。根が乾くと新しい芽が出にくくなります。
- 追肥: 剪定後に肥料を与えることで、新しい芽が育ちやすくなります。特に春先に緩効性肥料を与えるのが効果的です。

間違った剪定を反省
私は、剪定のタイミングも切り方も間違えていました。
冬支度のつもりで、毎年10月か11月に剪定したうえに、根元に近い部分でバッサリと切り落としていました。
だから毎年、枝葉は生い茂るのに花が全く咲かなかったんですね。
去年、剪定のし方を学習して実践したら、今年はちゃんと花をつけてくれました(*^^)v
基本の剪定をマスターして、毎年綺麗な花を楽しみましょう。